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漢方ブログ

【和歌山の女性へ】
  もしかして更年期?
  漢方で心と体を
  “ごきげん”にするヒント

1.なんだか最近、調子が悪い…
 と感じるあなたへ

和歌山で毎日がんばっている女性のみなさん、こんにちは!仕事や家事、子育てに、地域のこと。いつも自分のことは後回しになっていませんか?

 

40代、50代を迎えて、なんだか今までの自分と違う…?そんな体のサインに戸惑うことはありませんか。

 

急に顔がカッと熱くなったり、理由もなくイライラしたり、夜中に何度も目が覚めてしまったり。それ、決して気のせいじゃありません。

 

あなたの体が送る「ちょっと休もうよ」というメッセージ。そして、「更年期」という新しいステージの始まりを知らせるサインかもしれません。  

 

この時期、病院で検査をしても「特に異常なし」と言われて、「じゃあ、この不調は何なの?」と途方に暮れてしまうことも少なくないですよね。

 

そんな、原因がはっきりしないのになぜか続く不調、いわゆる「不定愁訴」こそ、実は漢方の得意分野なんです。

 

漢方は、みんなに同じ薬を出す、という考え方とはちょっと違います。

 

あなたの体質や今の症状、そして心の状態にもじっくり耳を傾けて、乱れたバランスを根本から整えていく、いわば「あなただけのオーダーメイドケア」。

 

この記事では、「更年期ってそもそも何?」「どうして漢方がいいの?」という疑問に、わかりやすくお答えしていきます。

 

このブログが、あなたのつらい毎日を少しでも軽くして、元気を取り戻すきっかけになったら嬉しいです。そして、COCO漢方薬局が、和歌山市であなたの心と体に寄り添う、一番の味方になれたらと思っています。 

更年期のお悩みの女性

2.それって更年期のサインかも?
  体のSOSをキャッチしよう

2.1 ほてりだけじゃない!
     こんな症状ありませんか?

「更年期」と聞くと、多くの人が「ホットフラッシュ(ほてり・のぼせ)」を思い浮かべるかもしれません。でも、実は症状はもっとたくさんあるんです。

 

心と体に現れるこれらのサインは、女性ホルモンの減少が自律神経や気持ちに影響して起こります。あなたも、こんなことで悩んでいませんか?  

 

体からのサイン

□ 急にカッと熱くなる

□ 汗が止まらない、動悸がする

□ 息切れ

□ 逆にゾクッと寒気がする、手足が冷たい 

□ 頭痛、肩こり、めまい、耳鳴り

□ とにかく疲れやすい

□ 腰痛、関節の痛み

□ 手足のこわばり、むくみ、しびれ

□ 便秘や下痢、吐き気、食欲がない

□ 肌が乾燥する、かゆい、目が乾く

□ トイレが近い、尿もれ、月経の乱れ

 

心からのサイン

□ わけもなくイライラする

□ 怒りっぽくなった

□ 急に不安になる、気分が落ち込む

□ やる気が出ない、眠れない

これらは、COCO漢方薬局が大切にしている「体からのSOSサイン」そのもの。このサインを「年のせい」と見過ごさず、どうして?と耳を傾けることが、元気な未来への第一歩です。

2.2 なんでこんなに変わっちゃうの?
     変化のワケを、やさしく解説

更年期に起こる心と体の変化。その大きな原因は、卵巣の働きが少しずつお休みモードに入り、女性ホルモン「エストロゲン」が急激に減ってしまうこと。

 

エストロゲンは、生理や妊娠だけでなく、自律神経を安定させたり、気持ちを穏やかにしたり、骨や血管、お肌の健康を守ったりと、女性の心と体をまるごと守ってくれる大切なホルモンなんです。

 

このお守り役のエストロゲンがジェットコースターのように揺れながら減っていくと、体の司令塔である脳(視床下部)がパニックを起こします。

 

司令塔が混乱すると、体温調節や心臓のドキドキ、汗のコントロールなどを担当する自律神経も乱れてしまい、ほてりや動悸、イライラといったいろんな症状が出てきてしまう、というわけです。

 

ちなみに、「更年期症状」と「更年期障害」は少し違います。更年期に出てくる不調が「更年期症状」。

 

その症状がすごく重くて、仕事や家事が手につかないほど日常生活に影響が出てしまう状態を「更年期障害」と呼びます。我慢できないほどのつらさは、専門的なケアが必要なサインですよ。

2.3 「私だけ、こんなにつらいの?」
     症状のつらさが人それぞれな理由

「友達はあんなに元気そうなのに、なんで私だけ…」と、一人で抱え込んでいませんか?

 

更年期のつらさは、本当に人それぞれ。症状の出方や強さに大きな個人差があるのは、ホルモンの変化だけでなく、いくつかの理由が関係しているからなんです。  

 

▶あなたの性格や気質

真面目で責任感が強く、何でも完璧にこなそうと頑張ってしまう人ほど、ストレスを溜め込みやすい傾向が。そのストレスが、さらに自律神経を乱して、症状を悪化させてしまうことがあります。

 

▶毎日の生活習慣

睡眠不足、不規則な食事、運動不足…。生活習慣が乱れていると、体の回復力が落ちて、ホルモンの揺らぎにうまく対応できなくなってしまいます。

 

▶あなたの周りの環境

仕事や家庭での人間関係、親の介護、子どもの独立など、人生の節目が重なる時期。こうした環境の変化が、心の負担を大きくして症状の引き金になることもあります。  

 

つらさの理由も人それぞれです。だから、誰かの「これで良くなったよ!」が、必ずしもあなたに合うとは限らないんです。あなたにピッタリ合った、オーダーメイドのケアが必要なんですね。

更年期を改善する漢方

3.漢方のチカラ
  あなたの「ごきげん」を見つける

3.1 症状だけじゃなく
「あなた」をまるごと見る

病院での更年期治療は、減ってしまったホルモンを薬で補う「ホルモン補充療法(HRT)」が主流です。一方、漢方は全く違う角度からアプローチします。ホルモンが減るのは、年齢を重ねる上での自然な変化。

 

だから、外から無理に補うのではなく、体全体のバランスを整えることで、あなた自身が持つ力で、この変化の波を乗りこなせるようにサポートすることを目指します。

 

検査の数字には出てこない「なんとなく不調」。これこそ、漢方が一番得意とするところ。

 

あなたのつらい症状の奥にある、体全体のバランスを読み解いて、根本から立て直していくお手伝いをします。

3.2 あなたの体のOS
​「気・血・水」って聞いたことある?

漢方では、私たちの体は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」という3つの要素が、バランスよく体内を巡ることで健康が保たれていると考えます。

 

これって、まるで体のOS(オペレーティングシステム)みたいなもの。更年期には、このOSのバランスが崩れやすくなって、いろんな不調(バグ)が出てきちゃうんです。  

 

気(き)
元気の源、生命エネルギー

体を動かしたり、温めたりする目に見えない力のこと。

 

▶不足すると(気虚)

疲れやすい、やる気が出ない、食欲がない…など、エネルギー切れの状態に。

 

▶滞ると(気滞)

ストレスで流れがストップ!イライラ、不安感、お腹の張り、喉のつかえ感の原因に。

 

▶逆流すると(気逆)

本来下に向かうべき気が上へ。のぼせ、ほてり、動悸、吐き気などを引き起こします。

 

血(けつ)

全身を潤す、栄養ドリンク血液のこと。

全身に栄養を届け、心の安定も支えます。

 

▶不足すると(血虚)

顔色が悪い、めまい、立ちくらみ、不眠、髪や肌がパサパサ…など、栄養不足の状態に。

 

▶滞ると(瘀血)

血の流れがドロドロに。肩こり、頭痛、生理痛、シミ、冷えのぼせの原因になります。

 

 

水(すい)

体を潤す、きれいな水分 血液以外の体液のこと。

体を潤し、みずみずしさを保ちます。

 

▶滞ると(水滞)

水分の巡りが悪化。むくみ、めまい、頭が重い、体がだるい…など、水はけが悪い状態に。  

 

更年期の不調は、「イライラして(気滞)、顔はほてるのに(気逆)、足は冷たい(瘀血)」というように、これらのバランスの乱れが複雑に絡み合って起こることが多いんです。

3.3 【かんたんセルフチェック】
あなたの今の体のバランスは?

今のあなたの状態を知るために、簡単なチェックをしてみましょう。当てはまる項目が多いものが、あなたの今の傾向かも。あくまで目安なので、正確な判断は専門家にご相談くださいね 。

 

【気】のチェック

□ とにかく疲れやすくて、やる気が出ない

□ 声が小さくなった、話すのが面倒

□ 食後にすごく眠くなる

□ イライラしやすく、カッとなりやすい

□ 喉や胸に何かつかえた感じがする

□ 急に顔がカッと熱くなったる

 

【血】のチェック

□ 顔色が悪い、青白いと言われる

□ めまいや立ちくらみがよくある

□ 髪がパサついて、爪がもろくなった

□ 眠りが浅くて、よく夢を見る

□ 肩こりや頭痛がひどい

□ シミやあざ、目の下のクマが気になる

 

【水】のチェック

□ 体がむくみやすい(特に夕方)

□ 体が重くてだるい

□ 雨など、天気が悪いと調子が悪くなる

□ めまいがする(ぐるぐる回る感じ)

□ トイレの回数が少ない、または多すぎる

 

どうでしたか?このチェックは、自分の体が出しているサインに気づくための第一歩。COCO漢方薬局では、この「気・血・水」の考え方をベースに、カウンセリングであなたの状態を丁寧に読み解いていきます。

3.4 女性の不調の大きな原因
「瘀血(おけつ)」って知ってる?

更年期の女性の不調を考える上で、特にキーワードになるのが「瘀血(おけつ)」。簡単に言うと、「血の巡りが悪くなって、滞ってしまった状態」のことです。

 

女性は生理や妊娠、出産、そして閉経と、一生を通して「血」と深く関わるからこそ、この瘀血になりやすいんです。

 

瘀血のサインはこんな感じ。  

 

・肩こり、頭痛、関節痛など、チクチク刺すような痛みで、痛む場所が決まっている。

・顔色がくすんで、どす黒い感じがする。

・目の下のクマがなかなか消えない。

・シミやそばかす、あざができやすい。

・舌の裏側の血管が青黒く浮き出ている。

・夜間に症状が強くでる

 

 瘀血の場合にはこの滞りをスムーズにしてあげることが、たくさんの不調をスッキリさせるカギになります。

4.あなたにピッタリの
  漢方ケアを見つけよう

漢方薬にはたくさんの種類がありますが、更年期のケアではよく使われる代表的なタイプがあります。

 

ここでは、どんな症状・体質の人にどんなタイプの漢方が合うのか、わかりやすく解説しますね。

4.1 更年期ケアの代表的な3つのタイプ

多くの女性の悩みに応えてきた漢方の歴史の中で、特に中心となる考え方が3つあります。これらは現代の医療現場でも広く参考にされている、いわば王道の考え方です。  

 

タイプ1

ストレス・イライラ・いろんな不調に

▶こんな方にピッタリ

精神的なストレスが多くて、イライラしたり、不安になったり、気分が落ち込んだり…。それに加えて、肩こり、疲れ、不眠、ほてりなど、日によって症状が変わるような、いろんな不調(不定愁訴)を抱えている方。体力は普通か、ちょっと疲れやすいかな?というタイプに合います。

 

▶どんな働き?

ストレスで乱れてイライラやのぼせの原因になっている「気」のエネルギーを落ち着かせ、全身にスムーズに巡らせます。同時に、ストレスで消耗しがちな「血」の栄養を補って、心と体に潤いを与えます。「気」と「血」の両方からバランスを整えてくれる、お守りのような漢方です。

 

▶信頼できるワケ

このタイプの漢方は、更年期の気分の落ち込みなどに対して、科学的な実験でもその効果が確認されているんですよ。  

 

タイプ2

冷え・疲れ・めまいに

▶こんな方にピッタリ

もともと体力がなく、疲れやすい「虚弱体質」さん。特に、貧血気味で顔色が悪く、一年中手足が冷たい「冷え症」に悩んでいる方に。めまい、立ちくらみ、頭痛、肩こり、むくみといった症状も出やすいタイプです。

 

▶どんな働き?

不足している「血」の栄養をパワフルに補給して、体を内側から元気にします。さらに、滞っている「水」の巡りを良くして、余分な水分を外に出すことで、冷えとむくみを同時にスッキリ。体を温め、栄養と水分のバランスを整えてくれる、ポカポカ系の漢方です。

 

▶信頼できるワケ

昔から「女性のための聖なる薬」として使われてきた実績があります。長く続けても大きな問題が起こりにくいとされ、体質改善のために続けやすいのも特徴です。ただし、自己判断で長く飲むのは避けて、専門家のアドバイスのもとで使うことが大切ですよ。 

4.2 代表的な2タイプだけじゃない!
​     特定の悩みに応える漢方ケア

上で紹介した3つのタイプの他にも、特定の症状に「待ってました!」と応えてくれる漢方ケアがあります。  

 

▶ひどい疲れとやる気のなさに

「気」と「血」のエネルギーを強力にチャージして、元気を取り戻すのを助けてくれる漢方があります。

 

強い不安・動悸・不眠に

高ぶった神経を優しくなだめて、心のザワザワを落ち着かせてくれる、とても頼りになる漢方があります。

 

喉に何かつまった感じがする時に

ストレスで滞った「気」をスムーズに流して、喉の違和感や不安な気持ちを和らげてくれます。

 

強いほてりと体のカサカサ感に

体の潤いを補いながら、余分な熱をクールダウンさせることで、ホットフラッシュや口の渇きを楽にしてくれる漢方があります。  

 

これらの漢方をどう使い分けるかは、専門的な知識が必要です。例えば、同じ「不安」でも、体力がなくて疲れやすい人の不安と、体力があってガッチリした人の不安では、アプローチが全く違います。

 

この細やかな見極めこそ、私たち漢方の専門家ができることなんです。

5.COCO漢方薬局の想い
和歌山で、あなたの心に寄り添う場所でありたい

5.1 なぜ、専門家への相談が一番の近道なの?

最近はドラッグストアでも更年期向けの漢方薬が手に入りますよね。それも一つの選択肢ですが、漢方の本当の良さは、専門家による「オーダーメイドのケア」にあります。

 

お友達にすごく効いた漢方が、あなたには合わなかったり、かえって調子が悪くなったりすることも。それは、あなたの体質と症状の組み合わせが、何よりも大切だからです。

 

COCO漢方薬局では、その場しのぎではなく、あなたの体の根本的なバランスを整えて、元気な毎日を長く続けていくための、ベストな一歩を一緒に考えます。

5.2 初めてでも大丈夫!
COCO漢方薬局のカウンセリングって、どんなことをするの?

「漢方薬局って、なんだか敷居が高そう…」そう感じていませんか?大丈夫です。当薬局での相談の流れを具体的にお話ししますね。

 

▶カウンセリング(問診)

あなたの話を、じっくり聞かせてください。まずは、落ち着いた空間で、60分から90分という時間をかけて、あなたのことをゆっくりお聞きします 。

 

今一番つらい症状はもちろん、眠れていますか?食事は美味しいですか?ストレスに感じていることは?…一見関係なさそうなことまでお聞きするのは、それら全てが、あなたの体の状態を知るための大切なヒントになるからです 。

 

▶舌のチェック(舌診)

漢方ならではの、体からのサインを読み解きます。

 

舌の色や形、苔の状態を見ます。舌は「内臓の鏡」と言われるほど、体の「気・血・水」のバランスや、熱や冷えの状態を教えてくれるんです 。

 

血液検査やレントゲンではわからない、あなたの体の「今」を知るための、昔ながらの知恵です。

 

 

あなただけの「元気プラン」を一緒に作りましょう お聞きしたこと、見させていただいたことを全部合わせて、あなたの今の体質を判断します。

5.3 わかりやすくて安心の料金

漢方って、いくらかかるのか不安ですよね。当薬局では、安心して相談していただけるように、料金をはっきりとお伝えしています。

 

▶漢方カウンセリング料:

3,500円(税込)

でも、カウンセリングの後、漢方薬を1週間分以上ご購入いただいた場合は、カウンセリング料はいただきません。

 

▶漢方薬の費用(目安):

1日あたり 500円~700円(税込)

例:2週間分の漢方薬なら

7,000円~9,800円(カウンセリング無料)

 

例:4週間分の漢方薬なら

14,000円~19,600円(カウンセリング料無料)

 

ご予算に合わせて調整することもできますので、遠慮なくお話しくださいね。

更年期のための漢方カウンセリング

6.信頼できるパートナーと一緒に
  元気を取り戻しませんか?

更年期の不調は、あなたが弱いからでも、怠けているからでもありません。体が「変わりどきだよ」と教えてくれているサイン。ちゃんと向き合えば、必ず乗り越えられます。

 

そして漢方は、その変化の時期を、もっと穏やかに、もっと力強く乗り越えるための、支えとなることができると信じています。

 

更年期は、人生の終わりなんかじゃありません。むしろ、これからの人生を、もっと軽やかに、もっとあなたらしく輝くための、大切な準備期間です。

 

一人で痛みを抱え込んで、悩まないでください。ぜひ一度、COCO漢方薬局で、あなたの心と体の声を聞かせてください。

【ご予約・ご相談はこちら】

COCO漢方薬局では、お一人おひとりとじっくりお話をお伺いするため、完全予約制となっております。周りを気にすることなく、あなたの悩みを安心してお話しいただける空間をご用意しています。

 

初回カウンセリング特典

初めての方でも安心してご相談いただけるよう、特別なご案内です。カウンセリング(60分〜90分 / 3,500円・税込)を受けられた後、漢方薬を1週間分以上ご購入いただいた場合、カウンセリング料は無料とさせていただきます 。まずはお気軽にお問い合わせください。

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