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漢方ブログ

和歌山の女性へ
つらい生理痛
漢方で体質から見直しませんか?

1.「我慢しない」を選ぶ
  漢方という選択肢

毎月やってくる、あの重く、つらい痛み。下腹部が締め付けられるような感覚、腰のだるさ、時には頭痛や吐き気まで…。生理痛に悩む多くの女性が、「これは仕方のないこと」「鎮痛剤を飲んでやり過ごすしかない」と考えているかもしれません。

 

しかし、東洋医学の視点から見ると、そのつらい生理痛は「当たり前」ではありません。それは、あなたの体が発している、大切な「SOSサイン」なので。鎮痛剤で一時的に痛みを抑えるだけでなく、痛みの根本原因にアプローチし、体質そのものを見直していく。それが、漢方薬による生理痛治療の考え方です。

 

この記事では、漢方の専門家が、生理痛がなぜ起こるのかという「本当の原因」から、ご自身の体質に合った漢方薬の選び方、そして日常生活でできるセルフケアまでを、分かりやすく解説します。

 

和歌山で暮らすあなたのための、心と体に寄り添う漢方という選択肢。この記事が、毎月の憂鬱を晴れやかな毎日に変えるための一歩となれば幸いです。COCO漢方薬局は、この和歌山の地で、あなたの健康を根本からサポートするパートナーでありたいと願っています。

生理痛で悩む女性

2.なぜ痛いの?
  漢方が考える生理痛の「本当の原因」

西洋医学では、生理痛の主な原因は「プロスタグランジン」という物質の過剰な分泌による子宮の収縮と考えられています 5。しかし、漢方では、なぜプロスタグランジンが過剰に分泌されてしまうのか、その「背景にある体質の乱れ」にこそ、根本的な原因があると考えます。  その体質の乱れを理解する上で基本となるのが、私たちの体を構成し、生命活動を支える3つの要素、「気(き)・血(けつ)・水(すい)」という考え方です。

 

気(き): 目には見えない生命エネルギー。

体を温めたり、内臓の働きを活発にしたり、外敵から体を守ったりする力です。

血(けつ): 血液そのものと、血液に含まれる栄養素を指します。

全身に栄養を届け、潤いを与え、精神活動を支える土台となります。

 

水(すい): 血液以外の体液全般。体を潤し、関節の動きを滑らかにするなどの働きがあります。

この3つがバランス良く、滞りなく体内を巡っている状態が「健康」です。

 

特に女性の健康は「血」の状態に大きく左右され、生理痛の多くは「気」と「血」の乱れによって引き起こされます。  では、具体的にどのような乱れが痛みを引き起こすのでしょうか。

 

主な4つのタイプを見ていきましょう。

伝統的なハーブ成分

2.1 気滞(きたい)ストレスや緊張による
「巡りの滞り」タイプ

「気」は、本来スムーズに全身を巡ることで、心と体の機能を正常に保っています。しかし、強いストレスや感情の抑圧、緊張状態が続くと、「気」の流れが滞ってしまいます。これが「気滞」です。

 

気の流れが渋滞すると、その影響で血の巡りも悪くなり、痛みが発生します。特に生理前は、胸やお腹が張って苦しい「張痛(ちょうつう)」を感じやすいのが特徴です。イライラや気分の落ち込み、ため息が多いといった精神的な不調も伴いやすくなります。

2.2 瘀血(おけつ)血行不良による
「ドロドロ血」タイプ

「瘀血」とは、血の流れが滞り、古くなった血が体の特定の部分に溜まってしまう状態を指します。いわば、川の流れが堰き止められて水がよどんでしまうようなイメージです。 この瘀血が子宮周辺で起こると、強い痛みの原因となります。痛み方は「刺痛(しつう)」と呼ばれ、キリで刺すような、ズキズキとした鋭い痛みが特徴です。

 

経血の色は暗く、レバーのような塊が混じることも多く見られます。この塊が排出されると、痛みが少し和らぐ傾向があるのもこのタイプの特徴です。 「気滞」の状態が長く続くと「瘀血」を引き起こすことも多く、ストレスと血行不良は密接に関係しています。

2.3 血虚(けっきょ)栄養不足による
「うるおい不足」タイプ

「血虚」とは、全身を栄養する「血」が量的に不足している状態です。西洋医学的な「貧血」と重なる部分もありますが、漢方ではより広く、体の栄養や潤いが足りない状態と捉えます。

 

血が不足すると、子宮を十分に栄養できなくなり、痛みを引き起こします。痛み方は、シクシクとした鈍い痛みが、生理の後半や生理後に続くことが多いのが特徴です。顔色が悪く、めまいや立ちくらみ、疲れやすい、髪や肌の乾燥といった全身の栄養不足サインを伴います。

2.4 寒邪(かんじゃ)冷えによる
「痛み」タイプ

「寒邪」とは、文字通り「冷え」が体に悪影響を及ぼしている状態です。冷たい飲食物の摂りすぎや、薄着、クーラーなどで体が外から冷やされること、あるいは体自身のエネルギー不足(陽虚)によって内側から冷えることが原因となります。 体が冷えると血管が収縮し、血行が悪化します。

 

これが「瘀血」をさらに助長し、「寒凝(かんぎょう)」と呼ばれる、冷えによって血が固まり滞る状態を引き起こします。下腹部が冷たく、温めると楽になるような、ギューッと締め付けられるような強い痛みが特徴です。冬場やクーラーの効いた環境で痛みが悪化しやすくなります。

3.あなたの生理痛はどのタイプ?
  体質セルフチェック

ご自身の生理痛がどのタイプに近いのか、簡単なセルフチェックで確認してみましょう。当てはまる項目が多いものが、あなたの現在の主な体質かもしれません。漢方薬を選ぶ上での大切なヒントになります。

【A】ストレス・イライラが気になる

       「気滞(きたい)」タイプ

□ 生理前になると、胸やお腹が張って苦しい

□ イライラしたり、気分が落ち込んだり、感情の波が激しい

□ つい、ため息が出てしまう

□ ゲップやおならが出やすい

□ 痛む場所が変わることがある

□ 肩こりや頭痛(特に側頭部)がある

□ 生理周期が乱れやすい

【B】血行不良・ドロドロ血が気になる

       「瘀血(おけつ)」タイプ

□ 痛みはキリで刺すような、ズキズキとした鋭い痛み

□ 痛む場所がいつも同じで、押すとさらに痛む

□ 経血の色が暗い赤色、または紫がかった色をしている

□ レバーのような血の塊が混じる

□ 血の塊が出ると、痛みが少し楽になる

□ シミやそばかす、目の下のクマが気になる

□ 肩こりや頭痛がひどい

【C】栄養不足・疲れが気になる

       「血虚(けっきょ)」タイプ

□ 痛みはシクシクとした鈍い痛み

□ 痛むのは生理の後半や、生理が終わってからが多い

□ 経血の量が少なく、色が薄い(ピンクや薄い赤)

□ 生理期間が短い

□ 顔色が悪く、青白いと言われる

□ めまい、立ちくらみがある

□ 疲れやすく、だるさを感じやすい

□ 髪の毛がパサつく、爪が割れやすい

【D】冷えが気になる

       「寒邪(かんじゃ)」タイプ

□ 下腹部がギューッと締め付けられるように痛む

□ 下腹部や腰を温めると、痛みが和らぐ

□ 手足や腰がいつも冷たい

□ 経血の色が暗めで、塊が混じることがある

□ 温かい飲み物を好む

□ クーラーの効いた部屋や冬場に痛みが悪化する

□ 生理中に下痢をしやすい

【診断結果】

 Aが最も多かったあなた

▶気滞タイプの可能性が高いです。

ストレスを上手に発散し、気の巡りをスムーズにすることが改善の鍵です。

Bが最も多かったあなた

▶瘀血タイプの可能性が高いです。

血行を促進し、滞りを解消することが重要です。

 

Cが最も多かったあなた

▶血虚タイプの可能性が高いです。

栄養をしっかり摂り、体を養う「血」を補うことが大切です。

 

Dが最も多かったあなた

▶寒邪タイプの可能性が高いです。

何よりもまず体を温め、冷えから体を守る生活を心がけましょう。

 

もちろん、これらのタイプは一つだけでなく、「気滞」と「瘀血」が合併している(気滞血瘀)、「血虚」に「冷え」が加わっているなど、複数のタイプが組み合わさっていることがほとんどです。だからこそ、ご自身の状態を正確に見極め、最適な漢方薬を選ぶために、専門家によるカウンセリングが非常に重要になるのです。

4.薬だけじゃない。生理周期を整える
「漢方的・生活養生」のススメ

漢方治療の素晴らしい点は、薬を飲むだけでなく、日々の生活習慣を見直す「養生(ようじょう)」を非常に大切にするところにあります。薬の効果を最大限に引き出し、不調が再発しにくい体を作るためには、毎日の食生活や過ごし方が鍵となります。

 

ここでは、今日からすぐに始められる漢方的な生活養生のヒントをご紹介します。

4.1 食養生(しょくようじょう)
     食べるもので体は作られる

生理痛を和らげるための食事の基本は、「体を冷やさないこと」と「血の巡りを妨げないこと」です。

 

基本の心得

 

・冷たい飲食物は避ける

冷たいジュース、アイスクリーム、生のサラダなどは体を直接冷やし、寒邪の原因となり血行を悪化させます。飲み物は常温か温かいものを選びましょう。

 

・白砂糖・加工食品は控えめに

白砂糖やジャンクフード、菓子パンなどは、東洋医学でいう「瘀血」を悪化させると考えられています。甘いものが欲しくなったら、体を温める黒糖や、血を補うナツメやクコの実などを活用するのがおすすめです

 

・体質別・おすすめ食材

気滞タイプの方へ: 香りの良い食材で気の巡りを促しましょう。ミント、しそ、春菊、セロリ、柑橘類(みかんの皮を干した陳皮など)がおすすめです。

 

▶瘀血タイプの方へ

血行を促進する食材を積極的に。玉ねぎ、らっきょう、ニラ、青魚(サバ、イワシなど)、黒きくらげ、お酢などが良いでしょう。

 

▶血虚タイプの方へ

「血」を補う赤い食材や黒い食材を意識して。ほうれん草、人参、レバー、赤身の肉、卵、黒豆、黒ごまなどが効果的です。

 

▶寒邪タイプの方へ

体を内側から温めるスパイスや香味野菜が味方です。生姜、にんにく、ネギ、シナモン、山椒などを料理に取り入れましょう。 

4.2 生活習慣
     毎日少しの工夫が大きな差に

・栄養のある食事を

良い血は栄養のある食事から作られます。焼くだけとか簡単なことでいいので、なるべく手作りのご飯を食べるようにしましょう。

 

・胃腸を大切に

胃腸が健康な状態でなければ、栄養のある食事をとってもしっかりと吸収して血に作り変えることができません。しっかり噛んで食べる・冷たいものを飲みすぎないように気をつけてください。

 

・しっかりした睡眠

きれいな血に作りかえられるのが睡眠です。23時から午前2時までのあいだに血の入れ替わりが行われます。その時間には睡眠をとるように心がけましょう。

4.3 セルフケア
     自分でできるツボ押し

仕事の合間やリラックスタイムに、自分で押せるツボをご紹介します。痛気持ちいいくらいの強さで、ゆっくり息を吐きながら5秒ほど押し、ゆっくり離す、を数回繰り返してみてください。

 

・三陰交(さんいんこう)

場所: 内くるぶしの最も高いところから、指幅4本分ほど上がった、すねの骨のキワ。 効能: 「女性のツボ」とも呼ばれ、生理痛、生理不順、冷え性など、婦人科系全般の不調に効果的な万能のツボです。

 

・関元(かんげん)

場所: おへそから指幅4本分ほど真下。 効能: 体のエネルギー(元気)を集めるツボ。下腹部の冷えや痛みを和らげ、体を温める効果が期待できます 。

 

・気海(きかい)

場所: おへそから指幅2本分ほど真下。効能: 「気の海」という名前の通り、気力を高め、生理痛や生理不順、便秘などにも効果があるとされています。

 

血海(けっかい)

場所: 膝のお皿の内側、上の角から指幅3本分ほど上がったところ。効能: 「血の海」という名前の通り、血の巡りを改善し、瘀血による痛みや生理不順に効果が期待できるツボです。

 

これらの養生法は、漢方薬と組み合わせることで、より早く、そしてより確実な体質改善へと繋がっていきます。 

5.和歌山で
  心と体に寄り添う漢方相談を

ここまで、生理痛の根本原因から漢方薬による治療、そして日々の養生法まで、お伝えしてきました。つらい生理痛は、我慢するものでも、ただ痛みを抑えるだけでもなく、あなたの体が発する声に耳を傾け、体質から見直すことで、根本的に改善できる可能性があるということを、ご理解いただけたのではないでしょうか。

 

また、生理痛は今の体の状態をよく表しています。わかりやすく体が教えてくれているので、治しておくことが今後の妊娠や更年期を乗り越えるためにもとても大切です。COCO漢方薬局が何よりも大切にしているのは、「原因をしっかり追求し、心も体もサポートし、晴れやかな気持ちで帰っていただけること」です。

 

画一的な治療ではなく、あなたの生活、あなたの悩み、あなたの体質に、とことん寄り添う。それが、私の考える漢方相談です。 毎月の憂鬱から解放され、自分らしく輝く毎日を送るために。その第一歩を、一緒に踏み出してみませんか? あなたのための、穏やかで心地よい生理周期を取り戻すのは、ここでの対話から始まります。 

生理痛のための漢方カウンセリング

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COCO漢方薬局では、お一人おひとりとじっくりお話をお伺いするため、完全予約制となっております。周りを気にすることなく、あなたの悩みを安心してお話しいただける空間をご用意しています。

 

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初めての方でも安心してご相談いただけるよう、特別なご案内です。カウンセリング(60分〜90分 / 3,500円・税込)を受けられた後、漢方薬を1週間分以上ご購入いただいた場合、カウンセリング料は無料とさせていただきます 。まずはお気軽にお問い合わせください。

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